中身はピーマン、それは新型A8

(Last Updated On: 2009年12月31日)

全長×全幅×全高のサイズは
なんと5137×1949×1460mm。
先代比で、それぞれ+82mm、+54mm、-10mm
ライバルのSクラス、7シリーズが重厚長大の巨大化・大型化の流れをストップさせる中で、ライバルに差を付ける「見栄え重視」の巨大化である。
時代に逆行していないだろうか。
エンジンのダウンサイジングを率先して実施する中で、ボディの大型化を推進する戦略とは、何なのか?

「ボディサイズが大きい=立派に見える」の論理が、トップグレードのサルーンでは、まだ通用するのだろうか。
ライバルに対して劣勢のビッグサルーン市場は、アウディにとってもシェアを取り行く売り上げ必勝主義なのだろう。
しかし、ボディ横幅の拡大など、日本市場は全くマーケティングから除外されていることは明らかである。
ホイールベースは2992mm(+47mm)ってことで、ボディ拡大の恩恵は、室内の拡大には、さほど貢献していないことが判る。
スタイリングは、シングルフレームの面積が、さらに巨大化し、迫力を増している。
ライトの光方もライバルを圧倒する個性を放つ。
電動ポップアップ式のモニターも固定式のライバルに対して、動き物で差を付けるインパクトは十分。
ハイテク好きの見栄っ張りエグゼクティブには、パンチ力・・・十分なのだ。
さて、注目すべきは、重厚長大なボディになったが、アウディの伝統に習い、車重も増加の一途で運動性能も悪化と思いきや・・・そうでは無いようだ。
・先代4.2L FSI quattroが1920kg
・新型4.2L FSI quattro、8速ティプトロニックで1835kg
実際の日本仕様は異なるだろうが、かなり軽くなっている様子。
アウディよ。見せかけハッタリのアウディスペースフレームと思っていたが、やれば出来るじゃないか!。
う~ん。待てよ。A8で1835キロ・・・。
S4の1800キロが、やたらと重たく思えて来た。
その差、たったの35キロ。A4はエントリーモデル。A8は、トップモデルである。
同じクワトロ、片やV6の3Lターボ、A8は4.2LのV8である。
要は、ボディ骨格のコストの掛け具合が違う・・・って事なのだろう。
新型A8は、ボディはデカイが、中身は軽い、ピーマンのようなサルーンなのだ。
ライバル車と比べて、ビッグサルーンで出遅れるハイブリッド設定は、まだ無い様子。
今ひとつ、ニュースのパンチに欠けるのは、そのせいか・・・。
気になる発売時期は、2010年の夏頃と予想する。
買い控えするか、現行モデルの大幅値引きで買うか、
難しい選択である。


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