アウディの致命的な前後重量バランス配分の悪さとは

(Last Updated On: 2018年5月4日)

理想的な重量配分という嘘

現行A4は、フロントアクスルを154ミリ前方にずらし(先代比)
重量配分は理想的になったという。
先代では、極度なまでのフロントオーバーハングにエンジンを搭載し、FFとしてのトラクションを稼いだ。
FFとしては、加速時、上り坂でトラクションが不足するので、必然的でもある。
しかし、クワトロとなると、そのフロントオーバーハングが邪魔になる。

FFベース4WDの致命傷

駆動トルクを50:50から40:60と後輪にトルク配分を多くするのであれば、フロントヘビーは、デメリット以外の何者でもない。
ベースをFF車とする以上、FFとリヤトルク配分重視4WDとの両立は、同一シャーシでは成立しないのだ。
実際、フロントアクスルを154ミリ移動は、雑誌の言うように理想的になったのだろうか。
「A4-1.8TFSI」における先代、現行の重量配分を見てみよう。
先代:フロント930kg、リヤ600kg、前後差330kg
現行:フロント890kg、リヤ620kg、前後差270kg
上記の数字を見ても現行モデルで、FFフロントヘビーが劇的に改善されているとは思えないのだ。
以前として、大きなオモリがフロントに乗っている。
クワトロモデルでは、重たいプロペラシャフトがあり、
前後配分は、FFに比べると改善される。
しかし、FRのライバル車並みになったかといえば、答えは「ノー」だ。
品質的には、ライバル車を越えた部分もある。
メカニズム的にも個性豊かで、アピールポイントは多い。

FR車並みなったという「まやかし」

ただ、Web上では、「FR車並みになった」など、メーカーのセールストーク?が、雑誌上で誇張され、それを鵜呑みにした発言も見られる。
日本市場では、やや誇大広告?が目につくのが残念でならない。
控えめなアピールでも、その良さに気がつくファンは多いと思うのだが。

A4の日本国内の売り上げが大幅に落ちて、A3が主力になりつつあるアウディ。
アウディの誇大広告に釣られるユーザーも減りつつある。
力をつけて来ているメルセデス、BMWには及ばず、レクサスに追い上げられるアウディ。
日本市場では、今後も厳しい状況が続くと思われます。


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