ASF(アウディ スペース フレーム)の昔と今

(Last Updated On: 2009年10月10日)

1994年アウディは、ASFという画期的な軽量アルミボディを初代アウディA8に採用して、軽量化をアピールした。
クワトロを世界にアピールした事に加えて、軽量複合素材ボディのASFを他メーカーに先駆けて?登場させ、軽量化の重要性は強く認識しているはずである。
しかしながら、最近のアウディ車の「重厚長大」ボディは何なのだろうか。
・同一セグメントなら、他メーカーよりも「大きく立派」
 (しかし、居住性の大幅改善は感じられない、ハリボテボディ)
・重量は同一セグメントの他メーカーよりも「200kgも重く」
・公式サイトの主要諸元から「車両重量の記載は一切無し」
過去、ASFを登場し、軽量化の重要性を訴えたアウディの面影は一切無い状況である。
先進技術の積極的な採用部分だけが、強く印象付けられるメーカーアピールが多く、ユーザーは、見落としがちなポイントは「車重」である。
自動車のドライブパフォーマンス、加速、ブレーキ、燃費など、総合的に重視すべきポイントは「車重」なのである。
馬力をいかにアップさせて、パワーウェイトレシオの数値を小さくしようとも、パワーウェイトレシオで劣る軽量車に置き去りにされるケースは多い。
重たいことが、加速を悪くし、ブレーキの効きを悪くし、燃費を悪化させ、コーナリング時のモーメントを大きくし、あらゆる運動性能を悪化させる。
TFSIエンジンの燃費向上をアピールしても、重厚長大なボディが全ての足を引っ張っている。
さらに、クワトロシステムが物理的なメカニカルロスを生んでいることで、他メーカー・ライバル車よりもかなり不利な状況なのだ。
しかし、自動車雑誌やWeb上からは、ネガティブな情報はあまり流れてこない。
これこそ、メーカーのマーケティング・広告戦略が上手いとも言えるが・・・。

先進技術をアピールするなら、やはり、ASFの原点に立ち返ったセダンを登場させて欲しいと願う。


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