BMWのプラグインハイブリッド(eDrive)の今後

(Last Updated On: 2015年1月13日)

BMW iブランドとしてi3とi8がデビューし、
電気自動車が主体のi3とエンジンが主体のi8である。
eDriveの新しいコンセプトカーとして、X5が2014年に公開されている。

3リッター直列6気筒ツインパワーターボはエンジンだけで300馬力以上あるため、
アクティブハイブリッドモデルとして、どちらかといえばエンジン主体で
バッテリーは小型でモーター出力55馬力で補助的な位置付けとなっている。
新たに登場予定のプラグインハイブリッドモデルは、
2リッター直列4気筒ツインパワーターボはエンジンだけで245馬力を発揮し、
モーター出力は95馬力となっている。
モーター単体で30キロの航続距離である。
エンジン単体でも十分であり、バッテリー搭載による重量増のデメリットを軽減しているが、
プラグインハイブリッドのメリットを最大限に享受しているとは言えないかもしれない。
ボディスペースに余裕のあるX5に搭載したことでリチウムイオンバッテリー搭載による
居住スペースの影響は僅かに留まっている。
だが、今後予定される3シリーズ、5シリーズへの展開となると現在のアクティブハイブリッドモデルでも
かなりのトランクスペースを圧迫しているため、バッテリー容量は削られると予想される。
このプラグインハイブリッドの登場を急ぐあまりに、
MPV(ミニバンモデル)や4ドアクーペの開発を中止するというニュースもある。
このニュースの発信元の信憑性は微妙なので噂程度に捉えるのが妥当である。
プラグインハイブリッドは、アクティブハイブリッドモデルよりもさらに
価格のコストアップに繋がるため、日本以外の市場においては、それほどのニーズが無いためである。
ポイントはエンジンを3リッターから2リッターへダウンサイジングしたコストを
モーターとバッテリー大型化のコストに割り振ることで価格が抑えられているかどうかである。
プラグインハイブリッドとして先行して市販投入されているのは、BMW i8である。
i8主要装備
前輪を駆動するモーターは、最大出力131ps、最大トルク25.5kgm。
後輪を駆動するエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ。最大出力231ps、最大トルク32.6kgmを発生する。
モーターとエンジンを合わせたトータルでは、最大出力362ps、最大トルク58.1kgm。
0-100km/h加速は4.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを達成。
二次電池は、畜電容量5kWhリチウムイオンバッテリーで、モーター単独で最大37km、最高速120km/hでEV走行可能。
・AC普通充電ポート
・LEDヘッドライト
・アラーム・システム
・電動フロント・シート
・サン・プロテクション・ガラス
・ヘッド・アップ・ディスプレイ
・HDDナビゲーション・システム
・HiFiスピーカー・システム harman/kardon
・USBオーディオ・インターフェイス、ハンズフリー・テレホン・システム
・BMW iコネクテッド・ドライブ・スタンダード(BMW i リモート・サービス含む)
・ドライビング・アシスト (前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)
・トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ
・リア・ビュー・カメラ/PDC
・フロント・シート・ヒーティング(運転席&助手席)
・20インチ BMW i アロイ・ホイール(F195/50 R20、R215/45 R20)
・価格:19,170,000円
また、コンセプトカーとしてアクティブツアラーハイブリッドもデビューしている。
2シリーズのアクティブツアラーが市販化されているが、今後ハイブリッドモデルが追加されると予想する。
前輪を駆動するエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ。
後輪を駆動するモーターとなり、i8のレイアウトとは逆転。
モーターとエンジンのトータル出力は、最大出力190ps、最大トルク20.4kgmを発生する。
今後、登場予定の3シリーズプラグインハイブリッドと合わせて、
BMWのプラグインハイブリッドモデルのラインナップが強化されていく予定である。