ゴルフRは、なんと500万の大台を突破

(Last Updated On: 2010年2月2日)

価格は、なんと505万円である。
先代のゴルフR32は、V型6気筒 3.2リッターから、250PSを発生していた。
今回は、直列4気筒 2リッターターボへダウンサイジング。
直噴インタークーラー付きターボのTSIエンジンは、
・256PS/6000rpm
・33.7kgm/2400-5200rpm
と若干のパワーアップとなっている。

先代R32は、ゴルフの車種設定中で唯一の3.2リッターV6エンジンを搭載し
価格439万円に対する説得力があった。
また、一般の4気筒モデルに対して、6気筒エンジンの持つ高級感のある回転フィール、3リッターオーバー排気量としてもアドバンテージとプレミアム度を保っていた。
しかし、最新のゴルフRは、GTIモデルと変わらない4気筒ターボに成り下がってしまった。
パワーはターボチューンで何とでもなるだろう。
また、パワーは、256psとなり、同一エンジンを積むアウディS3(535万円)などに比べて、突出しているわけではない。
Rモデルとしてのスペシャリティ度が、かなり薄れ、アウディにおけるSグレードに成り下がった感もある。
燃費的な向上10.2→12.4というアピールは、この車を所有するユーザーにとって、あまり意味を持たない。
排気量は、3.2Lから2.0Lへのダウンサイジングを考慮すれば、低回転域の燃費計測の数値向上は当たり前なのである。
装備的には、先代R32に比べて突出した部分は無い。
65万円のコストアップにより、500万の大台に達したゴルフRにとって、他の上級ライバルとバッティングする価格帯に突入したことを意味する。
考えようによっては、足回り・内装・エンジンにコストがかかったゴルフR。
一方、素アウディ2.0TFSIは、495万円。ボディサイズこそ違えど、同じレベルに仕上げたら700万は超えるかもしれない。
コストのかかり具合など、明らかにゴルフの方が金がかかっていると感じるだろう。
2.0リッター4気筒ターボ、4WD、DSGと技術的には廉価に生産できることを明示してしまったVWだけに、この505万円という価格を購入者に納得させるには、かなり無理があると思う。
特にこのご時勢なだけに、価格は据え置きが妥当だったと思われる。
時期を同じくしてシロッコRも登場。こちらは4WDでなく、FFを採用し、515万としている。
シロッコGTIの457万円に比べて、その装備内容の充実度からすれば、こちらは妥当アップという感じもする。
これは、シロッコのベース価格が、元々異様に高いことに起因するのかもしれない。
やはり、VW・アウディグループにおける4気筒エンジンの使いまわし、ボディサイズとエンブレム差だけの価格設定には限界があるだろう。そのあたりをユーザーが感じれば、プレミアム度に敏感な日本のユーザーは離れてしまう危険性もある。
高ければ高いほど売れる日本固有?のマーケットと初の500万円台に突入したゴルフ。
その歪みは、シロッコの価格設定から始まった!?・・・。


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