スズキとVWの包括的業務・資本提携で合意

(Last Updated On: 2009年12月12日)

世界の自動車販売台数で3位のVWと9位のスズキが資本提携で合意というニュースが流れた。
2つの会社を合計すると、世界一のトヨタ自動車を超える台数となる。
また、別の自動車メーカーで、中国の上海汽車集団とアメリカのGMがインドで小型車生産というニュースも流れた。
この裏には、自動車販売の中心地が中国とインドに移りつつあることを示している。
(既に移っている・・・)
VWは中国市場では、輸入車ナンバーワンの地位で、
スズキはインド市場で、シェア50%を握る。
VWは、小型車生産に強いスズキの開発力とインドのシェアを買っている。
GMが手放したスズキにVWが食いついたわけだが、スズキとの提携にリスクは無いのだろうか。
スズキにとっては、出遅れた電気自動車などの環境対応車への技術支援と中国におけるVWのシェアは魅力的に映るのだろう。
両社にとっては、相互補完となり、リスクよりもメリットの多い提携に感じられる。
今後も拡大するアジア市場では、VWとスズキはリーダー的な存在となり、世界一のトヨタの地位も揺らぐ可能性がある。
さて、スズキはVWの12番目のブランドになるのだろうか。
答えは「ノー」だ。
「イコールパートナー」を強調するスズキ側は堅実経営が基本なので、この位置付けが変わることはないだろう。
ただ、一度でも経営不振に陥るとVW配下に加わってしまう可能性もある。
GM時代は、本体が大型車主体だったので、競合車種は無く、補完関係で済んだのだが、VWの場合は、どちらかというと小型車が主力なので、スズキ側が食われる可能性も高い。
さて、VWとスズキの株式時価総額の合計は、トヨタの半分に満たない。
小型車主体のVWとスズキが、新興国で販売台数だけで資産価値を高めていくだけでは、真の世界一の座は、遠いのかもしれない。
2009東京モーターショーでのスズキブースから「アルト」
アルト47万円のCMが鮮烈。1979年製の初代モデル
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スズキもスイフトでは、プラグインハイブリッドカーをデビューさせているようで、
VWの技術に頼る必要がないかも・・・。
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