プリウスと競合するゴルフ

(Last Updated On: 2009年7月10日)

トヨタのプリウスが快進撃を続けている。
オーダーは20万台を超え、その勢いは止まらない。
勿論、トヨタ内でも他の車種のシェアを共食いしている状況でもある。
この勢いは、1.8リッターにアップしたプリウスが、
今まで相手にされなかった輸入車の分野にも進出している。
実際、VWの販売現場でもプリウスが競合車種となる例が報道されている。
これは、優遇税制とエコブーム、昨年のガソリン高騰、ホンダインサイトの登場による
205万の戦略的な価格設定など、複合的な要素が絡み合っている。
しかし、ここまでバカ売れするとは、トヨタの当事者でも予想できなかった状況だろう。
何といっても、トヨタ内での共食いのダメージは大きい。
最近、2ボックスとは呼ばなくなったが、
同じようなボディ形状を持つゴルフのシェアが食われ始めている事は、
価格帯が300万以下のジャンルとしては、有り得る現象なのだろう。
国産車には飽き足らなくなったユーザーがゴルフに移行する・・・
または、ポロから、先代ゴルフから、新型ゴルフに乗り換える・・・
という行動の中で、新型プリウスが強力な競合車種に加わる。
これは、フォルクスワーゲンを含む輸入車メーカーにとっても異常事態である。
ドイツの自動車専門誌では、デートカーに使えないとされ、デザイン的な酷評のプリウスであるが、
日本においては、そんなことを気にする必要は無いだろう。
ある意味、ドイツで市販が開始されたメルセデスS400ハイブリッドを擁護する意味が強いだろう。
むしろ、ハイテクな装備やエッジの効いたスタイリングのプリウスは先進的でもある。
・・・とプリウスを絶賛するのは、ここまでにして、
純粋なガソリン車として見た場合のゴルフは、さらに完成度を高め、燃費も相当向上している。
運転の楽しさや、静粛性など、最新ゴルフはベストな仕上がりになっている。
時代はエコだが、ゴルフでも十分なエコ(TSI+DSG)が堪能できると思う。


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