『子どもが生まれたらどんな車が欲しいか聞いてみて!そこでミニバンと即答出来ない男はクズ男確定!』という刺激的な記事を見かけましたが本当でしょうか?
その真意を探ります。
ミニバンの定義とは
「ミニバン」とは一般的に、同じバンでも荷物を多く積むスペースを広く取っている商用車のバンとは違い、ワンボックスタイプの3列シート車のことを指します。
トヨタで言えば、以下の車となるようです。
- アルファード、ヴェルファイア
- ノア、ヴォクシー
- シエンタ
2列のハイトワゴンも含まれる
ルーミーやソリオ、BMW2シリーズなどの2列のみの車をミニバンカテゴリに含めるランキングが多数存在することです。また、標準では3列シートであるものの、グレードにより、2列シート設定の車もあり、定義は様々のようです。
- ルーミー
- ソリオ
- トール
- メルセデスBクラス
- BMW2シリーズアクティブツアラー、グランツアラー
ミニバンの定義は、曖昧
整理すると、ミニバンの定義とは、3列シートの有無がポイントではなく、ハイトワゴンであることが、定義のポイントになります。また、アルファードやメルセデスVクラスのサイズ感は「ミニを超えている」イメージが強いのですが、ミニバンに含めるようです。
子供の人数との関係
2列も良いなら軽ワゴンでも十分
「子供1人なら軽で十分。2人目ができたらミニバン」が基本という意見もあります。
実際、子供一人の場合、一人分のチャイルドシートを載せるスペースがあれば、十分な居住スペースがありますね。
よって、子供の人数や年齢により、ニーズが変化してきます。
大は小を兼ねる点で、最初からミニバンでも良いですが、子供が小さい間は、後席がある車であれば4ドアセダンや、4ドアSUVでも全く問題ないとも言えます。
この意見のベースにあるもの
「ミニバン」として思いつく「イメージ」を列挙してみます。
- 家庭的
- 広い
- 荷物が沢山詰める
- 多人数乗車が可能
拡大解釈のイメージとして
結果、ミニバンを選ぶことは
- 家族(子供)を優先したクルマ選び
- 家族思いのクルマ選び
というイメージで語られることは、予想出来ますね。
走り屋だった人が、子供が生まれることを機にミニバンに乗り換えれば、「家庭想いの良いパパ」であるという理想像にマッチし、それが一般的なイメージであることは、誰もが認める所でしょう。
子供が小さい間はミニバンが正解なのか
『子どもが生まれたらどんな車が欲しいか聞いてみて!そこでミニバンと即答出来ない男はクズ男確定!』ついて、その妥当性を解説します。
若い層では、ミニバンよりも軽が経済的
平均年収の低下などの情勢をふまえれば、子供が生まれてから数年の期間であれば、軽のハイトワゴンでも十分と言えます。
とすれば、3列シート・ミニバンは過剰であり、軽ワゴンやルーミーでも十分と言えます。
身分不相応のフルローン・ミニバンこそクズ
これから子供が生まれるという状況下、彼氏の年収からミニバンと回答することが正解でなく、その選定車種の身分不相応度合、ローン支払い金額の多さが問題になるでしょう。
収入に見合わない車種を答えた場合にクズと言えます。
むしろ、鼻の穴を広げている人の真意は、「あたしの彼、アルファードに乗ってる(親のお金で:内緒)」という「自慢話投稿の裏返しの可能性」もあるでしょう。
スポーツカー、スーパーカーサイトの言い分
- 二台持ちにすれば良い
- 好きなクルマに乗れるだけ稼げばよい
- 理解してくれないなら結婚しない
お馴染みのパターンですが、なぜか自画自賛の方向に行くのはなぜでしょうか?
スーパーカー、スポーツカーのサイトでは、必ず異次元な意見が出てくるので、面白い所です。
それ、誰も聞いてないし、的外れな内容なのを理解していないようです。
「ミニバン」と即答出来ない男はクズ男確定なのか?:まとめ
軽ワゴンや4ドアセダンでも実用に十分耐えますので、ミニバンを正解と言い切るには、無理があると言えます。
- 仮に20代であれば、「収入の半分=軽自動車ワゴン」あたりが、現実的な選択
- 子供が小さく、一人なら3列シートは不要
- 高額なミニバンの車名が出た時点で、ローン地獄の経済観念の無いクズ男確定
(そもそも平均給与で写真に掲載している車は買えない)
これが、一般論的な「まとめ」となります。
なお、お坊ちゃまな、お金持ちは、この一般的な例に含まれないことは言うまでもありません。
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