FUN君
BMW車の車検切れが迫っています。査定や下取り時、車検を取る方が良いのか、そのまま売却が得なのか、車検残の期間は影響するのか、を解説します。
査定前の車検取得がマイナスの理由
車検残が半年を切ったころが買い替えタイミングとして検討される時期が多いようです。 そこで、車検残の期間は、どのぐらいが良いのでしょうか。
新車時からの車検残(イメージ)
- 車検残:2年から3年未満:7万プラス
- 車検残:1年から2年未満:3万プラス
- 車検残:6か月から1年未満:1万プラス定
- 車検残:4か月以下:加点ゼロ
上記により、車検残が少ないからと言って、2年車検を新たに取り直しても、 車検代の元は取れないことがわかります。
質問:車検を通して売却した方が良いのか?
回答:車検は通さずに売却したほうが良い。 中古車として見れば車検残の期間が長ければメリットとしてアピール出来そうですが、 なぜ、車検残のプラス査定が高くないのでしょうか? 理由は、車検整備のプロとして提携工場を抱えており、一般のユーザーよりもはるかに安く車検を通すことが出来るわけです。 ユーザーから買い取った車を自社工場で整備し、2年フルの状態で市場に流す事が可能となります。 結果的に、ユーザーよりも安く車検を取得し、2年フル車検付きの車として販売したほうが買取業者としてはメリットがあるのです。
質問:車検が切れても売却できるのか?
回答:車検が切れたとしても、売却はできます ただし、車検切れ車両は公道を走行できないため、なるべく車検切れ前に売却契約を結ぶことが重要です。 車検切れでは、公道を走って整備工場まで行くことが出来ません。 (別途運送費用が発生する場合がありますので注意が必要です)
質問:車検残の期間はどのように影響するのか
回答:4か月以上の残なら加点になりますが、数千円レベルです。 車検費用は、高額であるため下取り時の加点になるようなイメージが強いです。 しかし、4ヵ月以内の車検残は、ゼロ点です。
車検残期間と加点の目安
1点あたり、1000円換算で下取り額に上乗せされるイメージとすれば、車検取得費用に対して、あまりにも割に合わない事が理解できるでしょう。(査定店により異なります)
- 車検残:4ヵ月=ゼロ点
- 車検残:4ヵ月から6ヵ月:1点
- 車検残:6ヵ月から12ヵ月:4点
- 車検残:13ヵ月から19ヵ月:6点
- 車検残:20ヵ月以上:10点
まとめ
- 売ると決めたら早めに売るのが吉。
- 車検残が少なくても、それほどマイナスにはならない。
- 完全に切れる前に売るのがポイント。
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