2022年にBMW市販車最速のニュルブルクリンクタイムを記録したBMW M4CSLの動画を紹介します。
CSLの概要
CSLとは「Competition、Sport、Lightweight」の略で、モータースポーツで成功を収めるために重量を最小限に抑えたモデルをいいます。
1973年にBMWモータースポーツ社(当時)が開発した「BMW3.0CSL」は、欧州ツーリングカー選手権で初優勝を果たしています。また2003年に登場した「BMW M3 CSL」や2016年に発表された「BMW M4 GTS」など、いまでも語り継がれるライトウエイトの名車があります。
M4 CSLの概要
M社の記念すべき50周年イヤーとなる2022年に登場する新型M4 CSLは、DIN重量1625kgと、パワーウエイトレシオ2.95kg/psを実現。
軽量化の内訳
- Mカーボンフルバケットシートは、M4コンペティションクーペに装着されている標準シートと比較して約24kg、
- 後部座席とシートベルトを統合し、荷室の変更を加えることで約21kgの軽量化
- Mカーボンセラミックブレーキや軽合金ホイール、ストラット、スプリングなどシャシの変更で約21kg
- 防音の凌を減らし超軽量の断熱材に置き換えることで約15kg
- ボンネットなどCFRP素材に置き換え約11kg
- チタン製リアサイレンサーで4kg以上、キドニーグリルやリアライト、フロアマットなど細部の変更によりさらに4kgが削減
エンジン・トランスミッション
搭載するエンジンは3リッター直列6気筒Mツインターボで、ブースト圧を1.7バールから2.1バールに引き上げることで、550馬力・650Nmを発生します。
組み合わされるトランスミッションは、ドライブロジックを備えた8速Mステップトロニック(8速AT)で、後輪を駆動します。
パフォーマンス
0-100km/h加速は3.7秒、0?200km/h加速は10.7秒
ニュルブルクリンク・ラップタイム
M4CSLラップライム
- ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでの公認ラップタイム(20.832km)は7分20秒207
- T13セクションのストレートを除いた全長20.600mの区間で7分15秒677
M4コンペティションxDrive
xDriveの4WDで100kgの車重増加にも関わらずタイムアップ
M4コンペティション
FRモデル
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