BMW i3の中古車はお買い得なのか、安いのはなぜか?。の理由を解説します。
EVのセカンドカー利用としてもお求めやすいi3が買い時です。
BMW i3とは? 電気自動車ならではの特徴とは
BMW i3は、新車から8年(または10万km)バッテリー修理無償となっています。
2016年モデルから、33kWhの大容量リチウムイオン・バッテリーを搭載しており、一回の充電走行距離は390kmを達成。モーターによる後輪駆動式で、最高出力170ps、最大トルク25.5kg-mを発揮する。0-100km/h加速は7.3秒の性能です。
日産リーフとの違いは、647ccの発電用エンジンを搭載したレンジエクステンダー車があることです。これにより、バッテリーが無くなっても走行中にエンジンが電力を発電し、航続距離が511kmまで延長されます。
i3の購入者は、12ヶ月間無料で充電サービスが利用可能な「ChargeNow(チャージナウ)」が提供されています。日本仕様ではCHAdeMO(チャデモ)方式の急速充電により、約45分で80%まで充電可能です。なお、普通充電では約12~13時間です。
BMW i3の特徴
- 一般的なEV(電気自動車)と異なり、BMW i3は当初から専用設計となっており、性能的にもスタイリング的にも所有する歓びがあります。
- 車両重量1420kgで、バッテリー搭載にも関わらず軽量化を両立させています。
- カーボン・ファイバーとアルミ合金が先進的なシャーシと低重心なコーナリングを実現
- EV車では数少ない、レンジエクステンダーモデルの設定もあり、電欠時の不安も解消
- ワンペダルによる、EV車ならではのスムーズなアクセルとブレーキングワーク。
- エンジン車と比べ、部品点数が少なく、エンジン関連の部品コストがかかりません。
- 観音開きドアの新鮮さとデザイン。
- モーター加速の良さは乗ってみて体感しましょう。
初期モデル(2015年以前)が安くてお買い得
高額なバッテリーや、カーボンボディなどハイテク装備などで通常のガソリンエンジン車に比べて、戦略的な新車価格設定となっています。
そのように考えれば、中古車価格の値落ち率は大きく非常にお買い得でおすすめです。
500万オーバーで諸費用込み600万を超える新車価格ですが、中古車は低走行車が多い割にすべて300万を下回る中古車価格となっています。
狙い目は、2016年以降モデル
「写真」燃費に効果的な大径ホイールを採用
2016年以降に小規模マイナーチェンジを実施し、主にバッテリーの容量アップとインテリアの変更を行っています。初期モデルは総発電量は21.8kWhのバッテリーでした。
2016年モデルでは、33kWhまで容量がアップしたことで、満充電時の走行距離はJC08モード燃費で229kmから70%アップの390kmまで大幅に延長しました。
また、647ccの発電用エンジンを備えたレンジ・エクステンダー装備車は航続可能距離がさらに121km延長され、モーターと合わせて合計で511kmの走行が可能となりました。
中古車価格も300万円台で、走行距離も1万キロ未満が多く、中古車の程度としても抜群に良いタマなのです。この2016年以降の後期モデルがおすすめです。
2018年モデルとしては、外観がスポーティなイメージの「i3s」が追加となっていますが、EV部分は大きな変更はありません。
2016年モデルの見分け方はインテリア
新しく3つのインテリア・デザイン・パッケージが設定され、i3、i3レンジ・エクステンダーにそれぞれ設定しています。
クールで高品質なインテリアが特徴的な「ATELIER(アトリエ)」
ダークな色合いが印象的なアラガツ・グレーのクロス・シートとマット・シルバー・アンデサント・インテリア・トリムを組み合わせることで、クールで高品質な雰囲気
ロッジ:モダンでナチュラルな印象を強調する「LODGE(ロッジ)」
マット仕上げのウッドにソフト・レザーとウールを組み合わせることで、モダンでナチュラルな印象
上質かつ高級感溢れる「SUITE(スイート)」
なめし加工を施したダルベルギア・ブラウンのレザーをシートやダッシュボードに使用、落ち着きと高級感
あなたの利用用途に合うのか?
レンジエクステンダー付きモデルが合う方
BMW i3にはレンジエクステンダーという発電エンジンを搭載したモデルもあり、万一のバッテリーが減って走行不能になった場合も、エンジンが発電を行い、発電スタンドや自宅まで戻る事がかのうです。充電を忘れたり、たまの遠出を行う方にはこちらをお勧めします。
流通しているモデルもレンジエクステンダー付きモデルが多いようです。
レンジエクステンダー無しモデルで良い方
自宅や近隣に充電設備があり、往復50キロ程度の買い物やチョイ乗り用途が多い。このような方にはBMW i3中古車がお勧めです。日常用途としても走行距離的に問題になることはありません。
BMW i3の中古車価格が下がった理由とは
EV車としてのメリットを感じた方は、継続して乗られる方も多いのですが、興味本位でEV車を購入した方は、短期で手放す方が多いようです。日本は、世界市場よりもハイブリッド車がメインの市場であり、電気自動車のインフラが未整備であるため、中古車人気も下がる傾向にあります。
- 自宅充電設備が必要なことから、ユーザーも限られる
- 出先の充電スポットに限りがあり、長距離用途よりもセカンドカー用途になる。
- スタイリングや観音開きドアで好き嫌いが分かれる傾向
BMW i3の場合は、レンジエクステンダー付きモデルが多く、日産リーフに比べて、最悪の電欠時も移動が可能であり、将来的にメインカーをEVに移行するまでのセカンドカー用途としてのBMW i3はオールラウンドに使える中古車として価格的にも非常に魅力的な存在なのです。
BMW i3 買ってみた「ユーザーの声」
デメリット
- 観音開きのドアは、後席重視の方は確認必須
- 軽量化のため、装備省略(パワーシートなど)
- 内装がややチープ
- 乗り心地がやや悪い(スポーツ仕様のため、試乗で確認)
- 荷室がやや狭い
メリット
- レンジエクステンダーで長距離も安心
- 他よりも電費が良い(軽量のため)
- 加速が良い
- 所有欲を満たす斬新でEVらしいスタイル
まとめ
通勤や買い物などのの単距離移動メインであれば、1シリーズや2、3シリーズよりも目立ち度も抜群です。近所に充電設備があったり、自宅車庫に充電プラグを30万程度で設置できる余裕があれば、新しいEV自動車生活がスタートできます。
また、長距離もレンジエクステンダーがあれば、少し無理した走行計画も立てられます。
もちろん日常用途での不安もありません。
お買い得なBMW i3の中古車購入をおすすめします。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
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