
BMW X4が不人気の理由を解説します。BMW X4が不人気、ダサイとされる声、X4中古車価格が高い理由を独自の分析を加えて、整理してみました。
BMW X4の概要
Xシリーズ(SUV)として、ミドルクラスのX3シリーズをベースとした、派生モデルです。SUVかつクーペスタイリングのSUVモデルがX4です。
クーペスタイリングのインパクトはX4ならでは
スポーツアクティビティクーペ(SAC)のX6が登場し、弟分としてX4が登場しました。
武骨なSUVモデルに対して、後部を絞り込んだスタイリッシュなデザインとなっています。
SUVとしての機動性やレジャーの使い勝手だけでなく、優雅な雰囲気も味わえます。
2名乗車なら、使い勝手はX3と同等
SUVとして、荷室に大量に積載するケースでも不満がなく、日常の使い勝手も良いでしょう。ただし、後席はクーペスタイリングのため、足元に余裕はあるものの頭上空間は、やや圧迫感を感じるケースが多いようです。
X4のボディサイズ
初代X4 (F26)
- 全長・全幅・全高:4650・1880・1675mm
- ホイールベース:2810mm

2代目X4 (G02型)
- 全長・全幅・全高:4760mm・1920mm・1620mm
- ホイールベース:2865mm

X4(F26)が不人気の理由
- SUVクーペの設定ですが、X3との差別化が一般ユーザーにはわからない
- SUVクーペボディのスタイリングにより、後席頭上がやや狭い
- X3の方に人気が集中している
- 車幅1920mmが駐車スペースとして敬遠される
- 日本ではSUVクーペの人気が海外市場ほどではない
X4(G02)が不人気の理由
- このスタイリング指名買いの方であれば、後席の居住性は承知の上でしょうか。
- X3シリーズベースのため、やや基本設計が古い
- ボディサイズの関係で、スタイリングの自由度が乏しい
- SUVの主力はX1/X3/X5と居住性優先のモデルであり、ディーラーも積極的に進めるモデルではない。結果的に中古車でのタマ数が少ない。
- 後席が狭いとするネットの声もありましたが、クーペSUVですから、X4に求めるのはナンセンスでしょう。
全幅が1900mmを超えている
G02型のX4は全幅が「1920mm」あります。
価格帯で競合するメルセデスGLC、アウディQ5、ポルシェマカン、レクサスRXと比べて、現時点では、同レベルのサイズに留まっています。
日本の道路環境では厳しいケースがあるものの、ライバル他車と比べて、劣るレベルではありません。
X4中古車が高い理由
中古車市場では流通量が少ない
SUVクーペというニッチマーケットを狙ったデザインです。
後席の居住性よりもデザインに振ったスタイルは、購入対象者を選びます。
結果、SUVセダンとして、後席の居住性に優れ、一般的な使い勝手を重視したX3やX5に比べると販売台数も限られます。
新車販売台数が少なく中古車の流通量が少なく価格が高騰する
新車価格がX3よりも高く、クーペスタイルで購入者も絞られるため、新車の販売台数が少なくなります。しかし、中古車として手頃な価格帯に降りてくるため、中古車人気が上がります。
中古車市場ではタマ数不足となり、需要と供給の関係から、中古車価格がX3やX5ほど下がらない傾向となり、X4中古車が割高と感じる理由になります。
X4がダサくないメリット
街中で他と被らない
- 街中で見かけない
- 希少性、個性に繋がる
- 所有欲を満たす存在
都心部でも観光地でも、被らない、見かけないという希少性がポイントです。
デメリット
新車の販売台数がおのずと限られるため、中古車市場に出てくるタマ数は限られます。
希望のカラーやグレードが見つかるケースは少なく、気長に待つか、対象を広めに探して、見つかったら即決するぐらいの気持ちで探すことをお勧めします。
BMW X4が不人気、ダサイの理由:まとめ
日本では、SUVのクーペという認知度が低く、SUVに対して車高が高く広いイメージが強いようです。ただ、他メーカーも同一ジャンルを出しているため人気は徐々に高まっていると考えられます。
街中で、X3を見かけるケースは多いのですが、X2/X4/X6となると限られてきます。
中古車として希望のグレードやカラー、装備の車を見つけたら買いでしょう。
2人で使うクーペSUVとしての所有欲を高めてくれます。
4人乗車が多い方については、やや不便なケースも出てきますので、大人の多人数乗車の機会が少ない方であれば、手頃なサイズ感のSUVクーペとしてのX4はおススメの車となります。
SUVクーペモデルは、結果的に不人気となっていますが、ダサイ訳では無いという「まとめ」になります。
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