FUN君
BMW X2が不人気、ダサイという声が聞かれました。BMW X2が不人気、ダサイされる意見や理由を整理してみましたので、解説します。
目次
BMW X2の概要
Xシリーズとして、エントリーモデルX1の兄貴分にあたり、SUVかつクーペスタイリングのコンパクトSUVモデルがX2です。SUVですから荷物を大量に積載するケースが多く、日常の使い勝手を優先するとX1を選ぶケースが多く、スタイリッシュクーペのX2シリーズの指名買いが少ないようです。
X2のボディサイズ
初代X2 (F39型)
- 全長x全幅x全高: 4,375 mm x 1,825 mm x 1,535 mm
- ホイールベース:2,670 mm
2代目X2 (U10型)
- 全長x全幅x全高:4,554mm x 1,845mm x 1,575mm
- ホイールベース:2,692mm
X2が不人気の理由
- SUVクーペの設定ですが、コンパクトサイズゆえに、クーペ感に乏しい
- FFボディですが、SUVクーペボディのスタイリングにより、後席頭上がやや狭い
- X1の方に人気が集中している
- 日本ではSUVクーペの人気が海外市場ほどではない
初代X2(F39型)が不人気の理由
- このスタイリング指名買いの方であれば、後席の居住性は承知の上でしょうか。
- X1シリーズベースのため、やや基本設計が古い
- ボディサイズの関係で、スタイリングの自由度が乏しい
- SUVの主力はX1/X3/X5と居住性優先のモデルであり、ディーラーも積極的に進めるモデルではない。結果的に中古車でのタマ数が少ない。
- Cピラー位置にあるBMWのエンブレムに違和感
- やや荷室が狭い
- 後席が狭いとするネットの声もありましたが、コンパクトなクーペSUVですから、X2に求めるのはナンセンスでしょう。
- 20インチは乗り心地が悪いという声
初代X2(F39型)がダサくないメリット
各種カーオブザイヤー受賞の実力の持ち主
- 「2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤーエモーショナル部門賞」
- 「RJCカーオブザイヤー・インポート」
- 「日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤー」
街中で他と被らない
- 街中で見かけない
- 希少性、個性に繋がる
- 所有欲を満たす存在
2代目X2(U10型)がダサくないメリット
2023カーオブザイヤー受賞X1の実力がベース
クルマの出来は保証済み。
であれば、X1と被らないX2のクーペスタイルは、購入動機として十分でしょう。
ボディの拡大により、居住性や荷室容量も拡大しています。
それでも、日本では使いやすいサイズに収まっています。
BMW X2が不人気、ダサイの理由:まとめ
取り回しの良いコンパクトなサイズ、X1とは被らない希少性などSUVクーペに求める価値は、
2人で使うSUVとしての存在価値でしょう。
4人乗車が多い方は、SUVの使い勝手重視なら、やや不便なケースも出てきます。
日本では、単純に500万のコストを払ってコンパクトSUVクーペを求める市場ニーズが少ないだけです。
他ライバルのコンパクトSUVに比べて、最新X1はカーオブザイヤーの実力の持ち主です。
そのSUVクーペモデルは、結果的に不人気となっていますが、ダサイ訳では無いという「まとめ」になります。
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