
FUN君
BMW車におけるワイヤレス充電(チャージングトレイ)の便利な利用方法と注意点を解説します。
ワイヤレス充電とは
従来は、車体側のUSBとスマートフォン側のUSBをケーブル接続する必要がありましたが、現在ではワイヤレスでの携帯充電が可能となっています。
これにより、煩わしいケーブル接続が不要となり、充電不足・電池切れのリスクが軽減されます。
スマホのQi充電規格
- ワイヤレス充電として「Qi規格」が策定されました。
- Qi 対応の充電器はアクセサリとして市販されていて、自動車、カフェ、ホテル、空港に設置されていたり、家具に組み込まれていることもあります。
- Qi は、WPC (Wireless Power Consortium) が策定した、ワイヤレス充電のオープンな国際標準規格です。
ケーブルとワイヤレスの充電速度比較
ワイヤレスの急速充電規格も存在し、充電の高速化にも対応しますが、BMW
Qi規格に準拠していれば利用可能
携帯側のQi規格対応を確認
iPhoneでは、iPhone8以降の世代が対応しています。
Androidでも、最新の上位機種は対応率が高いようです。
スマートフォン側がワイヤレス充電に対応していることが条件です。
BMW車両側のQi規格対応を確認
以下の二つがスマートフォンのトレイあれば対応しています。
- スマホ置き場に「乾電池マークとワイヤレス電波マーク」の表示
- 充電中の「LED表示」
充電時のスマホ高温化
ワイヤレス充電は、スマホが高温となる要因になります。
BMWもこの問題点を認識しており、Uxx型(スマホを縦置きするタイプ)では冷却ファンが設置されているタイプもあります。
横置きするタイプでは、冷却ファンが無く、長時間充電による高温化に注意する必要があります。
iPhone15のトラブル
BMWとのワイヤレス充電により、iPhone15が故障する事象が発生しました。この事象については、Apple社も認識し、本体のOSバージョンアップにより現在は解消しています。
充電中の表示メッセージ
スマートフォンをトレイに置くと正常に充電が開始されます。
正常に開始されると以下のステータスとなります。
- センターディスプレイの設定により、充電中の表示も可能
- 充電中の「LED表示」が点灯
エンジン停止時にスマートフォンを置き忘れると注意喚起のメッセージが表示されます。
後付けパーツでもワイヤレス化が可能
BMWの車体側が対応していなかったり、最新規格を利用して充電を高速化したい場合などは、後付けの市販パーツでもワイヤレス充電が可能となりますので、利用しない手は無いでしょう。
- 最新の15W急速充電規格に対応
- 冷却ファンも内蔵タイプ
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