
BMWオーナーの間で人気のアクティビティといえばゴルフ。本記事では、BMW各モデルで「ゴルフバッグが何個入るのか」をランキング形式で紹介し、実際の積載性や使い勝手、傾向分析をまとめています。若いオーナーからベテランゴルファーまで、車選びや買い替えの参考になる情報をお届けします。
概要
BMWの各車種は、デザイン性と走行性能に加え、実用性の高さも大きな魅力のひとつです。特にゴルフ好きのオーナーにとって、「トランクにゴルフバッグが何個積めるか」は車選びの重要なポイントです。
BMWのラゲッジスペースはデザインと機能性のバランスが取れています。
本ランキングでは、BMWの主要モデル(セダン・ツーリング・SUV・クーペなど)を対象に、実際のオーナー情報や公表値、荷室寸法データをもとに比較を行いました。単なる数字比較ではなく、積載方法・バッグのサイズ・後席可倒時の容量も考慮しています。
ランキング(ゴルフバッグ積載数ベスト10)
以下は、BMW主要モデルで標準サイズのゴルフバッグ(9.5インチ)がいくつ積めるかを目安としてランキング化したものです。
1位:BMW X5(G05) – 最大4個
ラゲッジ容量は650L(後席使用時)、後席を倒すと1800Lを超える広さ。大型SUVながらフロアがフラットで、ゴルフバッグ4個が余裕で収納可能です。
2位:BMW X7(G07) – 最大4個(3列目格納時)
フルサイズSUVのX7は、3列目を格納すればX5同様に4バッグを収納可能。高級感と実用性を兼ね備えたモデルです。
3位:BMW 5シリーズ ツーリング(G31/G60) – 最大3個
欧州ワゴンらしい奥行きのある荷室で、3バッグが横向きに収納可能。リアゲートのガラスハッチも使いやすいポイント。
4位:BMW X3(G01) – 最大3個
ラゲッジ容量は550Lで、3バッグがほぼジャスト。後席を倒せばフルサイズバッグ4本目も積載可能。
5位:BMW 3シリーズ ツーリング(G21) – 最大2〜3個
リアゲートの開口が広く、奥行きも十分。後席を倒せば3個、通常時でも2個が安定して収納できます。
6位:BMW X1(U11) – 最大2個
コンパクトSUVながらラゲッジ容量540Lを確保。バッグ2本収納が可能で、週末ゴルフには十分な積載性。
7位:BMW 7シリーズ(G70) – 最大2個
セダンとしては広めのトランクを備え、バッグ2個を横向きに収納可能。高級感と実用性の両立が特徴です。
8位:BMW 4シリーズ グランクーペ(G26) – 最大2個
ハッチバック構造により開口部が大きく、工夫次第でバッグ2個が入るレベル。美しいデザインを損なわず機能性を確保。
9位:BMW 2シリーズ アクティブツアラー(U06) – 最大2個
FF化により荷室効率が高く、バッグ2本収納が可能。リアシートスライド機構も有効です。
10位:BMW i4(G26 BEV) – 最大1〜2個
バッテリーレイアウトの影響で床下収納は限られますが、ハッチ構造により2個まで収納可能です。
傾向と分析
SUV系は圧倒的な積載性
BMWのSUVモデル(Xシリーズ)は、荷室高と開口部の広さが大きな強みです。特にX5・X7・X3などは、ゴルフバッグ4本を無理なく積載できる実用性を誇ります。ファミリー層や複数人でゴルフに出かける層には最適な選択といえます。
ツーリング系はバランスの良さが魅力
5シリーズツーリングや3シリーズツーリングは、セダンよりも長尺物の積載に優れ、バッグ2〜3個を安定して積めます。走行性能と積載性のバランスに優れており、ゴルファーに非常に人気の高いカテゴリーです。
セダン系はバッグ2個までが目安
セダンタイプのBMW(3シリーズ、5シリーズ、7シリーズ)は、デザイン上トランク開口が狭く、バッグの出し入れに工夫が必要です。ただし、トランク自体は奥行きがあり、2個までは問題なく積載可能です。
EV・PHEVモデルは注意が必要
BMW i4やiXなどの電動車は、バッテリー搭載位置の関係でラゲッジ床下スペースが制限されているため、ガソリン車より積載効率が下がります。そのためゴルフバッグの積載数に影響します。
ゴルフバッグサイズによる差異
9.5インチの大型バッグと、軽量スタンドバッグでは収納数が1本程度変わります。また、ヘッドカバーを外す・斜め積みすることで収納効率が向上します。
リヤシートを倒すことでセダンでも積載性アップ
横置きでなく、クロスさせたり(斜め積み)、リヤシートを半分倒すなど、積み方の工夫により、ゴルフバック3つを積むことが可能となります。
ツーリングやSUVであれば、トノカバーを外すことで高さを稼ぐことが出来、ゴルフバック4つを積むことが可能となります。
まとめ
BMWのゴルフバッグ積載性能を比較すると、SUV系が最も優れ、ツーリング系が続くという傾向が明確に見えてきます。X5やX7は4バッグ収納が可能で、ファミリーゴルファーや仲間同士のプレーに最適です。一方、3シリーズや4シリーズでも工夫すれば2〜3バッグを問題なく積める実用性があります。
また、EV・PHEVモデルはラゲッジ構造の違いから収納効率が異なるため、購入検討時には注意が必要です。「走り」と「積載性」の両立を求めるなら、5シリーズツーリングやX3がバランスの良い選択となるでしょう。
車種選定時のポイント
トランク容量、ラゲッジスペース、荷室寸法、SUV積載、ツーリング、ゴルフバッグ収納、BMWラゲッジ性能など、カタログやセールスの説明を参考にしつつ、実車での確認が重要です。
積載時の工夫
- リヤシートを半分倒す:3つ積載可能
- ツーリングやSUVではトノカバーを外す:重ね置きで4つ積載可能
本記事を通じて、自身のゴルフスタイルや同行人数に合わせたBMW選びの一助となれば幸いです。高級車でありながらスポーティで実用的なBMWは、まさに「プレミアム・アクティブライフ」にふさわしい存在です。
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