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BMWのボディサイズは大きすぎる?モデル毎比較

BMWコラム
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新型BMWのボディサイズが大型化している傾向です。
購入を検討する方にとってボディサイズは切実な問題でもあるため、最新モデルのボディサイズやライバルの関係性と駐車スペース関係性を解説します。

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街中のボディサイズ制約

都市部の機械式立体駐車場のサイズ

設計対象車両 長さ 幅員 天井
昔ながらのサイズ 5000m 1800mm 1550mm
近年のタイプA 5050mm 1850mm 2100mm/1750mm
近年のタイプB 5050mm 1850mm 2100mm/1550mm
近年のタイプC 5300mm 1900mm 2100mm/1550mm
近年のタイプD 5600mm 1950mm/2050mm 2100mm/1550mm

限られたタワーパーキングの空間を効率的に利用するため、高さを抑えるのが目的です。
昔ながらのサイズが都市部における一般的サイズとされており、SUVでも155cm以下に抑えると素晴らしいと絶賛される例も多いようです。このサイズをキッチリ守っているのは先代クラウンまでであり、絶対的多数を占める軽ハイトワゴンが入らない状況となっています。

近年では、タイプA/Bが多くなっていますが、すでに大型セダンやSUVが入らない状況となっています。

平置き駐車場のサイズ

設計対象車両 長さ 幅員 天井
軽自動車 3.6m 2.0m 2.3m
小型乗用車 5.0m 2.3m 2.3m
普通乗用車 6.0m 2.5m 2.4m

上記は、推奨サイズであり、高速道路の駐車スペースであっても小型乗用車サイズのスペースが多く、大型SUVやミニバンが駐車に苦労しているケースが多くみられます。

街中の駐車スペースサイズ

  • コンビニ:幅2.8mを標準 × 奥行5.5m~6m
  • 民間事業者:幅2.7m以上 × 奥行5.5m~6m
  • 道の駅:幅2.5mが多い × 奥行5.5m~6m

乗降時は、片側で60cmは必要

ドアを半分程度開けは、狭いスペースでも何とか乗降できると思いますが、乗降時のスペースは「60cm」が必要サイズとなります。

幅2.5mの駐車スペースへ、車幅1.8mの車を止めた場合、白線までの余裕は35cmです。
となりの車も同じ車幅とした場合、ドアの開閉・乗降は70cmとなり、ギリギリの車幅となっている状況なのです。もはや、ドアパンチはいつ起きても不思議ではない状況なのです。

BMWとライバルのボディサイズ一覧

BMW、ライバル車とのボディサイズを一覧化しました。
クラウンスポーツは、全幅1850mm超、全高1550mm超でNGとなり、判定としては「△」になるでしょう。

車種名 全長×全幅×全高(mm) 判定
X1 4,500×1,835×1,645
X2 4,555×1,845×1,575
クラウンスポーツ 4,720×1,880×1,565
クラウンエステート 4,930×1,880×1,620
レクサスNX 4,660×1,865×1,660
レクサスRX 4,890×1,920×1,700
X3(G01) 4,720×1,890×1,675
X3(G45) 4,755×1,920×1,660
BENZ GLC 4,790×1,920×1,605
ポルシェマカン 4,730×1,925×1,625
X4 4,765×1,920×1,620
5シリーズ(G30) 4,975×1,875×1,480
5シリーズ(G60) 5,060×1,900×1,505
BENZ Eクラス 4,970×1,900×1,495
X5 4,935×2,005×1,770 ×
X6 4,955×2,005×1,695 ×
X7 5,170×2,000×1,835 ×

後輪操舵の威力

BMWではインテグレーテッドアクティブステアリングという後輪操舵の仕組みにより、駐車場などの低速走行では小回りが利くため、ボディサイズを感じさせない取り回しが可能となっています。
ライバル車も同等の仕組みを装備しています。

レクサスRXは、サイズが車幅1920mmを超えているだけでなく、ドアが肩部分まで高くなっており、デザイン優先のボディにより、視界まで悪くなり、非常に運転しずらい点に気づくと思います。
むしろ車幅2005mmのX5の方が運転しやすいなど、数値だけではない点がポイントです。

ボディサイズは大きすぎる?:まとめ

すでにクラウンスポーツ、BMW X3のサイズでも、タワーパキングの多くでサイズ超過の可能性が高くなります。

購入時の工夫

  • 自宅車庫のスペースに応じたボディサイズを選ぶ
  • 車庫のスペースを拡張する
  • 近場で広い駐車スペースを別途借りる

利用時の工夫

  • 予め広い駐車スペースを探して停める
  • 都心部の駐車場には愛車で出かけない
  • ドアパンチや接触に留意した駐車を心がける

ボディサイズが大きくても慣れてしまえばボディサイズを感じないBMW車ですが、駐車スペース探しの苦労や接触リスクは避けられませんので、細心のBMWライフが求められるところでしょう。

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