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コイン洗車場が激減して失敗の理由とは

Car Wash 自動車全般
FUN君
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バブル期前後は、コイン洗車場が至る所にあり、皆さんも利用した方が多いのではないでしょうか?最近では、洗車場が激減し、洗車場ビジネスも失敗という声も多いようです。その理由を解説します。一方で、自宅洗車の苦情問題も発生しているようです。

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コイン洗車場の減少・失敗要因

そもそも新車販売台数が減った

  • オーナーの高齢化も進み、洗車場に行ってまで洗車する方が減った。
  • 車のライフスタイルが激変し、セダンやクーペの販売台数比率も激減し、RVが主体となった。
  • ウインター、マリンスポーツのレジャー人口の減少

ガソリンスタンドの簡易洗車の機能向上

ソフトブラシなど、傷が付きにくいブラシの採用により、洗車場よりも簡単に行えるようになりました。

コーティング実施比率が増加し洗車回数が減った

  • 新車時のコーティング実施率が増加し、耐久性の向上により、洗車回数がそもそも減った。
  • 従来型の固形ワックスなど、ワックス・コーティング技術が進化した。

経営者側の利益率減少

続々廃業にクルマ好き涙! いまコイン洗車場が減少しているワケ
コロナ禍でクルマを動かすことも増え、三密を避けてできる「洗車」でもしようと思う人も多いだろう。だが探せどコイン洗車場がみつからない……そう、コイン洗車場がいま減少しているのだ。クルマ好きの憩いの場でもあったコイン洗車場が減っている理由とは?...

以下、引用ですが、これは当初からあった問題で、衰退理由ではないでしょう。

  • 利用客は土日に集中する
  • 天気に左右されやすい。天候の悪い2月や6月は売り上げが落ちる
  • 周辺の住民から汚水、騒音などによる苦情が多い

 なお、洗車場は廃業したあと、土壌汚染により土地の再利用ができない(土壌消化の費用がかかる)こともネックになっているともいわれているが、洗車場は特定有害物質を使用する施設に当たらないので、土壌汚染対策法第3条による土壌汚染調査の対象になることはない。

他の用途へ転用しやすい事情も衰退の理由かもしれません。

回転率が低い

当時、人気の洗車場では、洗車スペースの空き待ちで、混んでいる場所もあったのではないでしょうか?。
ふき取りスペースでのワックス掛けなど、長時間スペース占有も発生します。
仲間同士での談義などの長時間占有など、マナーの問題もあるでしょう。
結果的に、時間あたりの単価も低くなることにも繋がりそうです。

激減の根本原因

洗車場は無人である以上、下記の問題が一番ではないかと思います。

  • 有料のコイン洗車以外に、無料の水道水も設置されており、この水を大量に使用する不届き者も無視できません。
  • DIY利用や友人同士による、長時間の駐車スペース利用の問題
  • 上記に伴う治安や騒音の悪化
  • 廃棄物の違法放置などの問題

自宅洗車の苦情問題

時代の変化と共に、昔は聞かなかった苦情も発生しているようです。

洗剤を排水溝に流すと法律違反

洗車時に出る洗剤を洗い流した汚水を排水溝に流すことが法律違反にあたるようです。

苦情となるケース

道路で水洗いした汚水の影響を考慮しないと苦情の原因になります。

  • 隣の家の敷地内に水が流れ込む
  • 隣の家の私道に水が流れ込む
  • 隣の家の前の排水路を伝って排水溝に流れ込む
  • 洗車中に水が跳ね、隣に駐車中に付着し、水滴の跡を作ってしまうケース

自宅前の道路は洗車場所では無い

これも昔からの近所付き合いが影響しますが、道路上での洗車は通行の邪魔になるケースもあり、基本的にNGと言えるでしょう。少なくとも通行に支障があり、指摘されて車を動かした経験のある方は注意が必要です。

まとめ

自宅洗車スペースが有った方でも、洗車設備が整った洗車場を利用していた方も多かったと思います。自宅設備や洗車スペースが無い方にとっては、洗車場の減少は非常に厳しい環境となりました。
以前、利用頻度が多かった方も、愛車の利用環境の変化により、洗車そのものが優先度が下がった事が、最大の理由ではないかと思います。

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